式典の様子

この式典は社会経済開発、持続可能な社会の構築、人間の開発に対する創造性とイノベーションの役割に関する認識を向上させるため開かれたものです。

式典で、科学技術省のフイン・タイン・ダット大臣は、労働生産性と製品の品質の向上、環境保護と持続可能な開発に貢献するため、ベトナムのイノベーション能力は今後もさらに向上する必要があると述べ、次のように語りました。

（テープ）

「ベトナムは、資本と労働力に依拠した成長モデルから、科学技術、イノベーションに依拠した成長モデルに転換しつつあります。これは長期的な目標であり、各部門、省庁、地方、企業、そして社会全体の参加や応援が求められています」

式典で、ベトナム駐在国連常駐コーディネーターであるポーリン・タメシス女史は、ベトナムは2023年現在、17件の持続可能な開発目標の内、5件もの目標を達成した。今後、ベトナムはイノベーションと創造性を通じてこれらの目標の遂行に取り組む必要がある。ベトナムはグリーンテクノロジーを導入し、二酸化炭素の排出量の削減に貢献するだけでなく、環境の持続可能性を高め、人々の生活を改善する必要があると明らかにしました。

また、タメシス女史はベトナムが2045年をめどに高所得国になるという目標を遂行するためには、創造性とイノベーションの促進に依存している。これはベトナムを地域のイノベーションの中心地にするためのよい手段であると強調しました。